中国語を勉強している人が気になるのは「どうしたら
中国語が上手になるだろう」というものですね。
外国語を勉強していると、その言語ばかりに気持ちが
向きがちですが、実は自分の母語である日本語もとても
大事だということはご存知でしょうか。
「日本語なんて関係ないじゃん!」と思うかもしれませんが、
実は“日本語が上手な人は外国語も上手になりやすい”という
傾向はぜったいにあります。
文法や発音、会話などすべてに関係しているということを聞くと
とても驚くかもしれませんが、今回の記事を見るとそのことが
理解できると思います。
あなたの日本語は大丈夫ですか?
日本語と外国語学習の関係
ワタシが勉強してるのは中国語!
だから日本語は関係ないじゃんか!
と思ったりする人がいるようです。
困ったものですね~ (・´ω`・)困ッタナァ…
実は日本語と語学の学習には深い関係があるんです。
そして日本語が上手くないと語学の学習も思うほど
上手くならないこともあるんです。
今回はちょいとそこら辺を解説していきます。
赤ちゃんの語学学習の方法

そう!私もあなたも赤ちゃんの時代がありました。
じゃあその時どうやって日本語をマスター(?)
したかというと。。。
実は赤ちゃんの語学学習の方法は
人生で一度きりの方法です。
赤ちゃんは、例えてみれば買ったばかりの
まっさらなパソコンのようなもの(変な例えだ。。)
つまり、言語に関しては何もない状態なんですね。
だから赤ちゃんの言語学習は見るものと体験するもの
で構成されています。
- おもちゃで遊ぶ⇒これがおもちゃというもの
- お菓子を食べる⇒これがお菓子というもの
- お母さんが笑った!⇒笑うとはこういうこと
- お父さんが怒ってる!⇒怒るとはこういうこと
こんな感じで学習していくわけですね。
自分の赤ちゃんの頃を思い出しましたか(笑)?
大人になってからの言語学習の方法
大人になるとほとんどの人が日本語を操れますね。
だから何か新しい言語を学習するときには
赤ちゃんがするような方法は必要ないわけです。
だって日本語という対応する道具を持ってるから!
中国語で例えてみると、
おもちゃで遊ぶ⇒ほ~、これが玩具(wán jù)というものか!
こんな方法は基本いらないんですね。
- 手机⇒日本語で“携帯電話”
- 朋友⇒日本語で“友達“
- 晕车⇒日本語で“車酔い”
- 斜背包⇒日本語で“斜め掛けバッグ”
- 自行车⇒日本語で“自転車“
まあこうやって学習していくわけです。
名詞だけじゃなくて助動詞とか動詞とか
副詞とかも日本語で照らし合わせるだけで
ある程度の意味は理解できるんです。
じゃあ日本語にあまり自信のない人はどうなるか?
日本人で日本語に自信がないって。。。。
なんて思うかもしれないですけど、実際そういうこと
よくありますからね。
“携帯電話”とか“友達”とか簡単な単語ならOKですが、
曖昧で微妙な日本語の意味を使い分けてないと
あれ!?ちょっとわかんないんですけど(汗)
みたいになってくるわけです。
例えばAという単語とBという単語が似ているとします。
とても似ているのですが微妙に違うわけです。
参考書などではその違いを日本語で解説していますが
そもそも日本語をはっきり分かっていないと
AとBの違いなんて分かるわけないんです。
そう、日本語って大事なんですね!
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語学が上手になりたいなら日本語をまず鍛えろ

一つの良い方法だと思います。
特に日本語は私たちの母語ですので
特別文法をしっかり学んだということはありません。
どちらかというと生活や周りの環境によって
自分の日本語が出来上がっていくわけです。
だから自分の日本語がいつも正しいとは限らない。
正しく日本語を使っているテレビ番組とか
本とか雑誌とかに定期的に触れること、大事です。
あと正しい日本語を使っている人に
「自分の日本語ってどうですかね~?」
なんて尋ねてみるのも一つの手です。
こうやって定期的に自分の日本語を鍛えていると
それが外国語学習、中国語学習にも生きてくるんです。
中国語がある程度上手くなったら

初心者のころを過ぎて、上級者になったら
今度は経験がものを言います(キリ!)
参考書とか教科書とか辞書で説明されている
ものは、あくまで基本なんです。
本当の意味は、生活の中で体験していくしかないです。
こんな状況で友達がこんな言い回しをした⇒
なるほどこの単語の意味は本当はこうだったんだ、納得!
みたいな感じです。
こんな作業を続けていくと語学に深みが増すわけです。
深み、、、、いいですね~。
まとめ
今回は、
日本語が上手な人は中国語も上手くなりやすい理由
についていろいろ書いちゃいましたね!
何となく、日本語って大事なんだな~
って思ってもらえれば嬉しいです。
自分の母語、日本語の学習も終着点が無いのですから
外国語の学習にも終わりがないということですね。
そしてそれがまた楽しいのであります。