中国地方5県のご当地グルメを一挙紹介

山陽・山陰に広がる中国地方は、海・山・里それぞれの豊かな食材に恵まれたグルメの宝庫です。旅行前に知っておきたい各県の名物料理を、その特徴とともにご紹介します。

広島県|牡蠣とお好み焼きの二大看板

広島風お好み焼き

広島のお好み焼きは、関西風と異なり生地・キャベツ・そば(またはうどん)・卵を層状に重ねて焼くスタイルです。表面はカリッと、中はふんわり。鉄板の前に座ってできたてを食べるのが醍醐味です。

広島牡蠣

広島県は全国有数の牡蠣(カキ)産地です。旬は秋から春にかけて。焼き牡蠣・カキフライ・土手鍋など多彩な調理法で楽しめます。宮島や江田島は特に牡蠣料理が充実しています。

岡山県|晴れの国が育む豊かな食材

ばら寿司(祭り寿司)

岡山の郷土料理「ばら寿司」は、酢飯の上に海老・穴子・卵・れんこん・高野豆腐など色とりどりの具材を散らした華やかなちらし寿司です。祭りや慶事の席に並ぶ、岡山を代表する家庭料理でもあります。

ままかり(サッパ)の酢漬け

「ままかり」とはサッパという魚の酢漬けのこと。「ご飯(まま)を借りに行くほど美味しい」という意味が名前の由来といわれています。瀬戸内海産の新鮮な魚ならではの味わいです。

鳥取県|山陰の海の幸が主役

松葉ガニ(ズワイガニ)

鳥取県を代表する高級食材が松葉ガニです。解禁は例年11月上旬〜翌年3月中旬。鳥取港・境港で水揚げされる松葉ガニは、甘みとコクが深く、焼き・茹で・鍋と多様な食べ方で楽しめます。

とうふちくわ

鳥取の庶民的なB級グルメ「とうふちくわ」は、豆腐を主原料としたヘルシーなちくわ。普通のちくわよりも柔らかく、豆腐のやさしい風味が特徴です。スーパーでも購入できます。

島根県|出雲・松江の味覚

出雲そば

島根を代表するそばといえば出雲そば。殻ごと挽いた黒っぽい麺が特徴で、割子そば(丸い漆器に盛ったそば)が定番スタイルです。だしをかけながら食べ、薬味とともに味わいます。

のどぐろ(アカムツ)

「白身のトロ」とも称されるのどぐろは、山陰の日本海で獲れる高級魚です。塩焼きにすると脂が滴り、濃厚な旨みが楽しめます。松江・浜田エリアの食事処で提供される機会が多い逸品です。

山口県|フグと郷土の幸

ふく(フグ)料理

山口県下関は日本有数のフグ(山口では「ふく」と呼ぶ)の産地。ふく刺し・唐揚げ・鍋(てっちり)など、さまざまな形で味わえます。縁起を担いで「福」に通じる「ふく」という呼び名が地元に定着しています。

瓦そば

熱した瓦の上に茶そば・牛肉・錦糸卵などをのせて提供する瓦そばは、下関市川棚地区が発祥の名物料理。外はパリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。

中国地方グルメ早見表

代表グルメ旬・シーズン
広島牡蠣・お好み焼き牡蠣は秋〜春
岡山ばら寿司・ままかり通年
鳥取松葉ガニ・とうふちくわカニは11月〜3月
島根出雲そば・のどぐろ通年(のどぐろは秋冬が旬)
山口ふく・瓦そばふくは秋冬が最盛期

中国地方を旅する際は、ぜひ各県ならではの食文化を体験してみてください。食は旅の大きな楽しみのひとつです。